主旨説明


「総合的な学習に時間」が施行されるや否やまき起こった学力低下論争。その結果、わずか数年で「ゆとり教育」そのものが見直されるような状況にまでなりました。今や小学校教育は混沌とした状態にあります。しかし、どのような状況であっても変わらず言えることは、私たち教師は「授業で勝負する」ということです。子どもたちが主体的に楽しく学びながら、着実に力をつけていく授業を行う「授業のプロ」でなければなりません。授業で子どもたちを惹きつけることは、日々の地道な努力と工夫の積み重ねによって成り立っています。
 それでは、どうしたら、子どもたちが生き生きと取り組む授業、子どもたちに確かに学力がついたと実感できる授業をすることができるでしょうか。そのような授業は、学力に対する捉え方や考え方、指導法、発問や板書といった授業技術などのベースがしっかりしています。
 そこで、「基礎・基本を育てる指導」「実践に裏付けられた指導」「学級経営を支える指導」といった授業の基本理念を『使える授業ベーシック』と名づけ、授業の研究会を発足しました。
 実践を通して『使える授業ベーシック』を追求し、明日の授業を少しでも向上させるために、教室ですぐ使えるアイデアや工夫をより多く開発していきます。
 私たちとともに、「授業」の腕と、「授業者」としての心を磨きませんか。クラスの子どもたちの目が輝くような、そして授業者自身も手応えが感じられるような「授業」を目指して、一人でも多くの仲間が増えることを願っています。

    平成17年1月